雨宮正芳

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シーバスリーガル ゴールドシグネチャー・アワード 2018を受賞 マッシュホールディングス 近藤社長

主催者であるペルノ・リカール・ジャパン代表取締役社長ティム・ペック氏より記念楯が授与されました2018年1月19日グランドハイアット東京で、2017年それぞれの分野で最も活躍したビジネスリーダーが表彰される「シーバスリーガル ゴールドシグネチャー・アワード 2018 Presented by GOETHE」が開催されました。第8回目を迎える今回、ビジネスイノベーション・ファッション部門で、新たなビジネスチャンスを拡大、社会貢献活動を積極的に展開した功績が称えられたマッシュホールディングスの近藤広幸代表取締役社長が選出されました。マッシュホールディングスの原点は1999年に2人でスタートさせたCGアニメーション制作会社。その後、CG以外のもう1つの柱を立ち上げようと決意し、誰も知り合いがいないファッションの世界で新たに仕事をスタートさせました。今では「snidel(スナイデル)」「gelato pique(ジェラートピケ)」そしてファッションだけに留まらず、「コスメキッチン」など女性に人気のブランドを擁し、2010年には中国を皮切りにグローバル展開に本格参入し、現在では海外店舗数も200を数える大企業に成長しました。ガールズブランドの世界で圧倒的な支持を受け、日本だけでなくアジアでも人気を誇るブランドとなり躍進中です。そして「子供たちに最高の笑顔を届ける」をコンセプトに被災地に公園を作るという「マッシュ・パークプロジェクト」を始動し、クリエイティブを生かした社会貢献活動はファッション事業に新しい風を吹かせています。今回の授賞式で近藤氏は、「成功したら壊す。出した結果は0にしなければいけない」と語っています。「最初は個人として1つのブランドを1人前に育てるために、自分の娘のような視点でものを見ていたが、3900人もの従業員を抱える企業になると、企業としてブランドと向き合うようになっていってしまう。社員の成長と共にチームで見て、会社として見て、業界として見てというようになっていった時に気づくと大切なもの、やらなくてはならないことを忘れてしまう。その時にまた基本に立ち返る。小僧に戻り、全てはお客様を感動させる」という基本の考えに立ち返り、「上手くいったら壊し、新しいことをやることが大事である」と。業界の常識に捉われず常に先を見据え、自分達の利益だけではなく人の為、社会の為に何かをする。そうした考えがマッシュホールディングスをここまでの大企業に成長させたのでしょう。昨今ファッション業界は縮小し、あまり良いニュースを聞く事がありません。しかし、近藤氏の話を聞いているとまだまだ可能性が溢れる業界であると実感しました。近藤氏のように別の世界から来る人が生み出すファッション業界には、今までにない新たな可能性がありそうです。また「成功したものは過去のもの」と捉え、常に新しいものを生み出すという強い熱意。そうしたものを持つ人が更に増えればファッション業界の縮小に歯止めをかけるだけでなく、業界が元々持っていたものとは違う別の表情を見せてくれるのではないでしょうか。ファッションと何かを掛け合わせる事で生まれる無限の可能性を感じることが出来たイベントでした。

男女による売場の違い〜男性編

前回は女性向けの売場構成についての話をした。女性だけを見ても購買に至るまでの考え方に特徴があるのがよく分かる。そして今回は男性に向け発信する売場に関する話をしていきたい。一般的に女性は物事を同時に考えることができ、自分自身と関連付けて考えるという性格であるが、男性は物事を同時にあれこれ考えるのが得意ではなく1つの物事を集中して理論的に考えるのが得意な自己完結型という性質がある。では男性に向け発信する売場について話していきたいと思う。男性の売場男性はファッションに無関心な人も多く、おしゃれの為というより大学生になって私服が必要になった。好きな人とデートする為に必要と理由で服を買いに来ているパターンが多い。自己完結型の脳であるため、人は人、自分は自分という考えが強いので周りの影響を受けにくいと言える。そのため、服装も自分が良かったらそれでいい。つまりおしゃれに全く気を使わなくても大丈夫というという人も多い傾向になる。これに加え男性は物事を簡潔に考える傾向にあるので売場作りにおいては、こちらである程度オススメ商品などを選定し、買ってもらいたい商品数を絞りこむようなシンプルで簡単な選びやすい売場作りを心がけるべきである。1つのコーナーにあれこれ陳列するのではなく、この什器ならキレイめのジャケットとパンツ。この什器ならカジュアルなTシャツとデニムパンツというように、組み合わせが出来る商品を2つぐらいに絞ってあげると良い壁面においてもアイテム数を絞り、テイストをより明確にし、店舗側で買ってもらいたいものを提示してあげることで男性にとっては買いやすい売場になる。